本日は腸内環境についてお話をいたします。
最近は健康だけではなく美容やメンタルにも腸内環境は関係していると言われています。
ある本には「腸美人は肌美人」とまで書かれているものもあります。
何故、腸がここまで大事かというと、腸の働きが
食べ物を消化し、栄養素を身体に吸収する作用があるため
いいものは身体へ吸収し、不要物は便として排泄する機能となっているということです。
腸は消化と吸収の繰り返し働き続けています。
働き続けるためには前回の記事に挙げたように体温も十分に大事になってきます。
腸内環境を良くすることが健康、美容、メンタルなどに関与してくるということです。
では、腸と言えば
”善玉菌”と”悪玉菌”と”日和見菌”
2 : 1 : 7
3種類に分かれると言われています。
この3種類のバランスが変化しながら腸内環境を決めているということになります。
特に日和見菌が癖のある働き方をしていて、「優勢のほうに加担」してしまいます。
悪玉菌が増えることで、日和見菌は悪玉菌に加担し、腸内環境を悪くさせます。
善玉菌を増やすことで、日和見菌は善玉菌に加担し、腸内環境を良くし続けるということになります。このように日和見菌は右往左往とバランス見計らって優勢のほうに加担していきます。
腸の働きは吸収する作用がありましたよね。
ここで、悪玉菌を増やすようなことをしていたら、悪いものを身体は吸収してしまうということです。
なので、善玉菌が優勢となるように腸内環境を良くし、いいものを身体へ吸収させていくことが
健康や美容、メンタルにもつながってきます。
身体にいいものを与え、いいものを吸収し、要らないものは排泄して行きましょう。
「便(べん)」は身体の中の「お便り(おたより)」になっていますから。
っていうのは便の形状やにおい、色、様々な形で排泄されます。
臭いものもあるし、臭くないものもあります。この違いが腸内環境を表しています。
いいうんちはバナナ状で黄褐色(黄色)、いきまずにストーンと出てくるものが
いいうんちとして代表的になります。
逆にいいとは言えないうんちは、がちがちなものや、びしゃびしゃなもの。
黒くて、臭いも強いものは悪玉菌が優勢ということになります。
今日から腸内環境が整っているのか、うんちチェックをしてみましょう!!
うんち | 水分 | 色 | 量 | 臭い | 状態 |
ばななうんち | 75~80% | 黄色~黄褐色 | バナナ2~3本分 | きつくない | 善玉菌優位 |
がちがちコロコロうんち | 60%で硬い | 黒褐色 | 少ない | ツンとした悪臭 | 悪玉菌優位 便秘併発 |
ひょろひょろうんち | 85%でゆるい | 黒褐色~黒 | うどん3本程度 | きつい | 腸周りの筋肉や腹筋不足 悪玉菌優勢 |
びしゃびしゃうんち | 90%以上 | さまざま | マグカップ1~2杯分かどっと一気に | きつい | 悪玉菌優位 ストレスで過敏性腸症候群 |
ガチビシャうんち | 60~90%混合 | 茶色~黒褐色 | さまざま | きつい | 腸内で水分吸収異常が起きている |
便の形状確認はとても大事です。なので、必ずチェックしてみてください。
次に大事なのは便の回数です。
あなたは毎日排便がありますか?
うんちが出ていないと、腸の中にうんちが溜まっていきます。
うんちが出ていかなければ、腸の中でうんちが腐っていってしまいます。
なので、排便回数の理想は毎日、出すことが大事となっています。
便秘の方は、どんどん間隔を減らして、排便ができるようにしてください。
いいうんちを出すためには、善玉菌を増やしましょうということでしたね。
ではここで、なにをどうしたら便が出るんですか??
と思っていると思います。
「まごはやさしい」
この言葉をご存じなヒトもいると思います。
ある食べ物の頭文字で出来ている言葉です。
ま:豆類(大豆製品)
ご:ごま
は:わかめ(海藻類)
や:やさい
さ:さかな
し:シイタケ類(キノコ類)
い:いも類
これを食事の中に取り入れてください。
善玉菌の働きを出すけてくれ、善玉菌とホルモンも関係してきますので、精神的にも安定したり、ホルモンバランスが整うことで女性の特有の問題も解消されたりと効果は出ると考えられています。
食べ物を見直してみてください。
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