達成型(オレンジ)

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今の時代における衝動型(レッド)組織はギャングやマフィア

順応型(アンバー)組織はカトリック教会、軍隊、公立学校システムとなる。

達成型(オレンジ)組織は具現化した現代のグローバル企業である。

会社は組織の構造、慣行、文化が達成型パラダイムに導かれているはず。

達成型(オレンジ)組織は「イノベーション」、「説明責任」、「実力主義」が実現可能にした突破口となる。

達成型組織の特徴① イノベーション

達成型パラダイムにいる人々は、まだ起こっていないがいつか起こるかもしれない「可能性」の世界に生きれいる。彼らは現状に疑問を持ち、それを出発点に改善する方法をつくり出す。未曽有のイノベーション時代の先駆けとして、全体としては過去二世紀の間に莫大な富を生み出すエンジンとなった。順応型組織(アンバー)は全体がプロセスを重視して活動するのに対し、達成型組織(オレンジ)を動かすのはプロセスとプロジェクトとなる。

達成型組織の特徴② 説明責任

順応型組織での「指揮と統制」は、達成型組織では「予測と統制」になる。競争相手よりも早くイノベーションを進めるために、組織内の多くの人材の知性を引き出すことが競争優位になる。組織内のばるべく多くの部門や人々が自ら考えて実行できるだけの業務範囲において、権限と信頼が与えられなければならない。すなわち、目標管理が答えとなる。

マネージャーと従業員には創造力と才能を発揮する自由とともに、どのようにして目標に到達したいかを見極める裁量権が与えられるので、順応型組織の場合よりも仕事がはるかに面白くなるはず。さらにインセンティブの仕組みがきちんと整えば(個人の目標と組織の目標が一致すれば)、対立関係になることの多い経営者と従業員が、双方に利益となる目標を追求することで両者の関係が円滑になるかもしれない。

達成型組織の特徴③ 実力主義

達成型組織は実力主義という革命的な考え方を導入した。組織の階段を上れる可能性が全員に与えられ、同じポジションにとどまることが決まっている者などだれもいない、というのが基本的な発想となる。

実力主義を採用することで、人材の枠は劇的に拡大し、だれも初めから排除される考えが浸透している。階層化された順応型組織(アンバー)から実力主義の達成型組織(オレンジ)に移行したことによって、現代版の「人的資源」が生まれ、実績評価、インセンティブ制度、採用計画、人材管理、リーダーシップ研修、事業継承計画などの形で、プロセスと慣行が蓄積される。

成功を目指す者は、どんなときも幸せのイメージを思い浮かべなければならない、というのが私の哲学だ。

映画「アメリカン・ビューティー」に出てくる不動産王バディー・ケーンの言葉

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