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「“がんばりすぎ”の裏側にあるストレスホルモンとは?心と体を守る7つの習慣」

整体という新しい選択へ

「いつも通り」が崩れる朝

アラームが鳴る前に目が覚めた。時計の表示は4時23分
「ああ、またか……」
最近、眠っても眠った気がしない。夢を見ていたような、ただ頭がぐるぐるしていたような。
布団の中でスマホも見ず、ただ天井をぼんやりと見つめる——そんな朝が、いつの間にか“いつも通り”になっていた。

リビングへ降り、台所に立つ。無意識に冷蔵庫を開け、卵を取り出す手が止まる。
昨日のミーティングのことが頭に浮かぶ。
上司の冷たい目線と、突き刺さる言葉。

もっとやれると思ってたのに

胸の奥が、またじわっと重たくなる。
私なりに頑張っていたのに、あの言葉ひとつで、全部否定された気がした。
自信なんて、もうどこにもない。

そのとき、2階から子どもが呼ぶ声がした。
「ママ〜!体操着どこ〜?」
昨日ちゃんと洗って準備したはずなのに、思い出せない。
頭がぼんやりして、抜け落ちることが増えてきた。

今日もまた、“ちゃんとできない自分”を始めるのか——。


私と、見えない「ストレスホルモン」

この不調の正体は、実は「コルチゾール」というストレスホルモンかもしれません。
不安やプレッシャーを感じた時、脳の視床下部が下垂体、そして副腎を刺激し、コルチゾールが分泌されます。本来は「ストレスに立ち向かうための味方」なのですが、慢性的に分泌され続けると、体と心に悪影響を与えます。

  • 眠れない
  • 疲れが取れない
  • 太りやすくなる
  • 気分が沈む

これらの症状は、ストレスホルモンが過剰に分泌されているサインです。


がんばってるのに、どうして私は空回りしてしまうんだろう?

朝、子どもを起こして、朝食を用意し、洗濯機を回して、ゴミを出して——自分の支度なんて後回し。
ようやく家を出て、満員電車に揺られて職場に着く頃には、もう一仕事終えたような疲労感。
なのに、職場では後輩のミスのフォロー、自分の資料作成、気難しい上司の機嫌とり。
やっと帰宅しても、子どもが宿題で泣き出し、パートナーはスマホをいじったまま無関心。
夕飯の支度をしながら「もう限界…」と心がささやいているのに、
気がつけばまた、子どもにきつい言葉を投げてしまう。

「なんでこんなに余裕がないんだろう…」
夜中、寝顔の子どもを見ながら、涙がにじむ。
“ちゃんとしたお母さん”“できる妻”“職場でも戦力”
——全部をこなそうとして、気づけば、自分の心は置き去りになっていた。

蓄積されたストレスホルモンが、心の柔らかさを奪っていく
ストレスホルモン(特にコルチゾール)が長く体内に滞ると、
自律神経は常に戦闘モードに入りっぱなしになり、
ホルモンバランスは崩れ、心と体の余白がどんどん削られていきます。

集中力が落ちる、寝ても疲れが取れない、感情のコントロールがきかなくなる——
それは、あなたの「弱さ」じゃなくて、「がんばり続けた結果」です。

40〜50代は、親の介護が始まったり、子育ての思春期対応が重なったり、
家庭でも仕事でも「板挟み世代」。
笑顔でやり過ごしているつもりでも、心の奥に、静かにストレスが積もっていく。
そしてある日、ふと鏡を見たとき、
「あれ…私、こんな顔してたっけ?」と気づくことも。

あなたの「がんばり」は、ちゃんと尊い。
だからこそ、そのままでは壊れてしまう前に、自分に手を差し伸べてほしいのです。


解決策|ストレスホルモンをリセットする「生活の見直し習慣」7選

— 頑張りすぎてしまうあなたへ贈る、やさしい7つのセルフケア —

① 朝の“光”を浴びる習慣

朝目覚めたら、まずカーテンを開けて自然光を浴びましょう。
たった3分の朝日で、脳は「朝が来た」と理解し、体内時計をリセットしてくれます。
セロトニン(幸せホルモン)の生成も促され、コルチゾールの過剰な分泌が抑えられます。

② 1分の深呼吸で、自律神経に休息を

ゆっくり鼻から吸って、口からふーっと吐く、1分の呼吸習慣を。
たったそれだけで、交感神経優位から副交感神経優位にシフトし、ストレス反応が鎮まりやすくなります。
「息を整えることは、心を整えること」——シンプルですが、確かなセルフケアです。

“自分をハグして、声をかける”習慣

1日1回、自分自身を鏡の前でぎゅっとハグして、
今日もよく頑張ってるね」「無理してるの、ちゃんとわかってるよ」
と声を出してかけてあげてください(聴覚刺激を入れる事)。
この自己受容の行為は、オキシトシン(愛情ホルモン)を分泌させ、心拍や血圧を安定させる効果も。
人からの言葉も嬉しいけれど、自分からの“承認”が一番深く効くんです。

④ 甘いものより“ストレスに効く栄養素”を

甘いスイーツでごまかすより、ストレス対策にはタンパク質とビタミンB群を
納豆・卵・鮭・玄米などを意識的に摂ると、神経伝達物質のバランスが整い、イライラしにくくなります。

⑤ 夜のぬるま湯入浴で“副交感神経スイッチON”

38〜40℃の湯船にゆったり15分。体がゆるみ、心が解け出す時間です。
スマホや情報をシャットダウンしながらの入浴は、ストレスホルモンのリセットタイム
湯の中で、「今日はここまでで大丈夫」と心の声を聞いてみてください。

⑥ デジタルデトックス:21時以降は“脳に余白”を

ブルーライトやSNSから離れ、自分の感情に静かに気づく時間を持ちましょう。
夜9時以降のスマホ断ちは、脳の過活動を防ぎ、睡眠の質を高めます。
「見る・反応する」から、「感じる・整える」時間へ。

⑦ “がんばらない日”を予定に入れておく

予定表にあえて「何もしない時間」「がんばらない日」を記入しておきましょう。
休むことも、未来のパフォーマンスを保つ大事な戦略。
それを許せる自分でいられるかどうかが、ストレスホルモンの蓄積に差をつける鍵になります。


まとめ:あなたの中の「ストレス」と、今日から手をつなごう

ストレスホルモンは、決して“悪者”ではありません。あなたを守ろうとする「体からの反応」です。
でも、その反応が過剰になると、自分自身を苦しめてしまう。だからこそ、「今の私、ちょっと無理してるな」と気づいたときは、自分をいたわる習慣を持ってほしいのです。

ほんの少し、自分の心と体に目を向ける。
それだけで、ストレスホルモンとうまく付き合いながら、穏やかな毎日を取り戻すことができます。

あなたが、あなた自身の一番の味方でいられますように。

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